キユーピー株式会社様のQUICK ActiveManager活用術

社員が自社の株価を意識

データの加工・分析など、決算や役員報告で活躍

キユーポート

マヨネーズを発売して今年で90周年を迎えるキユーピー。マヨネーズのパッケージと同じ網目の外観を持つビル「仙川キユーポート」(東京・調布市)を工場跡地に開設し、2013年10月に本社機能を仮移転した。2015年末ごろまでに渋谷の本社ビルを建て替え、2016年1月に本社機能を戻す予定。

仙川キユーポートはキユーピーの本社機能だけでなく、グループ各社の本社機能や研究開発施設、見学施設、認定保育所からなる複合施設。2014年8月には快適で機能的なオフィスを表彰する「日経ニューオフィス賞」の経済産業大臣賞に選ばれた。

オフィスは部門ごとのエリアは決まっているが、その中であればどこに座ってもいいフリーアドレス制を採用している。役員エリアを含め、壁や扉がないオープンな環境だ。QUICK ActiveManagerは役員エリアと株式IR部の間の通路に表示。株式IR部の河野良直課長は「オフィスがオープンな環境になったため、役員をはじめ社員が自社の株価を意識する機会が増えている」と相乗効果を喜ぶ。

手作業では必要最小限しかフォローできない

hatanaka  財務部 畑中典弘氏

QUICK ActiveManagerを主に利用しているのは財務部と株式IR部。財務部の畑中典弘氏と西川茂孝氏は必要なデータを毎月、Excelにダウンロードしている。日経平均株価や為替といった主要な指標をはじめ、TIBORやスワップ金利、海外金利などのデータを取得。国内外の資金の調達や運用の水準を確認したり、計画策定の材料にしたりする。また、保有する有価証券の時価を取得し、減損処理が必要かどうかの判定に利用するほか、配当予想から予算計画を練るという。

nishikawa財務部 西川茂孝氏

以前は新聞紙面からデータを転記していた。しかも、日経ヴェリタスに掲載される数値データの種類が減り、データの入手が難しくなっていた。QUICK ActiveManagerでは、データを一気にダウンロードできるため、関連するデータを広範囲に入手することで様々に分析することや活用することができるようになった。手作業だったときには作業が煩雑であるため必要最小限のデータしかフォローできなかったが、今では周辺情報が充実し判断材料が増えた。

タイムリーな情報提供と報告資料の作成

kouno株式IR部 河野良直課長

河野良直課長と日高由香氏が所属する株式IR部はIRとSRを担当している。決算発表を例にとると、財務部は数値の集計を、経営企画部は数値の分析をそれぞれ担う。株式IR部の業務は決算の内容を株主やアナリストらに、いかにわかりやすくストーリー性を持って伝えるかということだと考えている。たとえ決算の内容が振るわなくても、今後の成長など将来につながるストーリーを伝えることが重要だ。

日々、確認しているのは主に自社および業界の株価動向やニュース。QUICK ActiveManagerは自社株の板情報画面、食品業界の個別銘柄、日経平均や為替などの主要指標、ニュースーーこれらを1つの画面にコンパクトにまとめて表示できるのが見やすくて便利だ。特に株価に関するニュースが瞬時にわかるのが助かる。時間に追われている役員にタイムリーに情報提供することができる。

hidaka  株式IR部 日高由香氏

QUICKが証券会社や調査機関のアナリストの業績予想と株価見通しのコンセンサスを算出している「QUICKコンセンサス」や、証券会社のアナリストによるレーティングや目標株価を、時系列で確認できる画面は重宝している。株価が大きく動くときには、アナリストレポートがきっかけであることが多く、株価変動の要因を探るときには必須の画面だと思っている。同様に大量保有報告書の速報ニュースからは大口投資家の動向など、いろいろ気づくことが多く、重要な情報源のひとつだ。

日経電子版やYahoo!ファイナンスなどの無料インターネットサイトでもデータは入手できるが、QUICK ActiveManagerはデータの加工が容易だ。中間決算と本決算の役員向け報告資料には、自社と食品業界、TOPIXの推移をチャートで表したものを掲載している。

仙川キユーポートで存在感増す

移転前のオフィスではさほど目立たなかったが、オフィス環境がオープンになったため、QUICK ActiveManagerの存在感が増した。年金基金の担当者をはじめ株価動向が気になる社員が、マーケット状況を確かめに来る。また、ディスプレイは役員が通る場所にあるため、特に役員の株価への意識が高まってきたと感じている。多様な機能やサービスがあるようなので、これからも更にQUICK ActiveManagerを使いこなしたい。

画面

自社や同業他社の株価動向、アナリストの業績予想、企業ニュース、マーケットなど
複数の情報を見やすく一覧で表示

導入企業プロフィール

1919年(大正8年)、食品工業株式会社として設立。1925年にキユーピーマヨネーズの製造を開始。1957年にキユーピー株式会社に社名変更。2015年4月2日に発表した2014年12月~15年2月期連結決算で純利益が50億円と同期の過去最高を更新。タマゴ事業は、一部商品の値上げの浸透と原材料安の両面で採算が改善、海外での販売も中国を中心に好調だった。4月6日には上場来高値を更新した。

会社名 キユーピー株式会社 会社名(英文) Kewpie Corporation
上場取引所 東証第一部 株式コード 2809
資本金 241(億円) 設立年月日 1919年11月30日
決算月 11月 連結売上高 553,404(百万円)
社長 三宅 峰三郎 従業員数 12,933名(連結)

キユーピーのホームぺージはこちら