クオール株式会社様のQr1活用術

予期せぬニュースや問い合わせにも即対応

まさに”QUICK”なサービス

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調剤薬局業界では新規出店のほかM&A(合併・買収)などで事業規模拡大を狙う動きが目立つ。クオールは2010年からローソンのフランチャイズチェーン(FC)店として、コンビニエンスストアを併設した調剤薬局の新業態店舗を運営。2014年にはスマートフォン(スマホ)で処方箋を撮影してメールを送信すると、ローソン併設店などで薬を受け取れる待ち時間を短縮できるアプリのサービスも本格的に始めた。

コーポレートコミュニケーション部の山岸匠上席執行役員は、IRと広報業務のほか、執行役員としての特命業務である、M&A案件や新規提携先の調査も重要な業務として担う。これまでのLevelX 1台から、2015年2月にはLevelXの新しいサービスである Qr1を2台に増やして導入。自社の株価のみならず競合他社や幅広い業界の動向把握に利用している。山岸匠上席執行役員はQr1の銘柄登録機能をフルに活用しているという。

ウオッチしたい銘柄の登録やグループ表示の切り替えが簡単

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山岸匠上席執行役員

前職の証券アナリストの頃からQUICKのサービスは利用しており、新サービスのQr1にLevelXから変わっても、特に違和感や使いづらさなどは感じていない。Qr1は企業の株価やニュースなどの情報が1つの画面にコンパクトにまとまっていて見やすい。

とくに銘柄登録機能が使いやすい。銘柄の登録やグループ表示の切り替え操作が容易なうえ、クリックするだけで個々の企業の画面に遷移するシンプルな作りが気に入っている。登録しているのは調剤薬局やドラッグストアなどの同業他社だけでない。例えばJR西日本グループと業務提携し、駅ナカ調剤薬局の出店を進めているように、他業種の動向にも常に注目している。ある銘柄を確認したいとき、すぐに表示を切り替えられ、また登録した銘柄に関するニュースが流れたときに通知する、株価が動いたときなどにアラート表示する機能などが便利だ。

手軽に、すぐに、情報を確認

業界に関するニュースが流れたときなど、マスコミやアナリスト・機関投資家などからの問い合わせの電話が入り、ある銘柄を急いで確認しなければならない場合もある。これらとっさの対応に向いているのがQr1だ。企業情報は株価や時価総額、PER、PBRといった必要な項目をひと通りカバーしている。まさに社名の“QUICK(*)”の通り、「手軽に、すぐに」といったニーズに応えている。

QUICKの親会社である日本経済新聞の記者から電話などで取材を受けることもある。相手が利用しているのと同じQUICKサービスで、日経ニュースをチェックするなど情報を共有しながら対応する。ニュースに関してはキーワードを登録して、自分専用のニュースのジャンルを作ることができる「マイジャンル」機能も活用している。

もう1台のQr1は部署内で共同利用している。競合他社や周辺業界の株価の値動きが容易に把握できるようになったうえ、エクセルに株価のヒストリカルデータやチャートを貼り付けて、自社株動向などのレポートを手軽に作成できるようになったと好評だ。

(*)QUICKの社名は1971年の創業時の略称で、当時の正式な社名は「市況情報センター(英文社名はQuotation Information Center K.K.)」。創立15周年を機に社名を現在のQUICKに変更、現在に至る。

今後も国内外を問わず積極的なM&Aなどで企業価値を向上

これまでの調剤薬局の、医療機関に隣接し、受動的に処方箋を応需するスタイルによって、自社の業績が左右されるという出店形態からの脱却を図っている。ヒトの集まる動線をマーケティングし、消費者目線、利便性を重視した、患者さんが能動的に足を運ぶ立地への出店を心掛けている。ドラッグストア大手に比べると調剤薬局は知名度や認知度が相対的に低い。身近で認知度が高いパートナーと組むことで、新たな顧客層を開拓してきた。ローソンとの資本・業務提携によるコンビニエンスストア併設型薬局、ビックカメラ有楽町店内(東京・千代田)の出店、JR西日本グループとの業務提携で出店した駅ナカ薬局などの新業態店舗がそれに該当する。

今後も企業価値を高めるため、国内外を問わず、さまざまな分野への検討を進めている。同業他社にとどまらず、より良いM&Aや業務提携などのターゲットを模索している。個人での調査能力には限界があるため、情報を入手するための環境を構築することは必須だと考えている。

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銘柄登録設定画面:銘柄はグループ分けして登録ができる

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表示パターンを変えることにより、様々な項目情報が確認できる。

導入企業プロフィール

1992年、調剤薬局の運営ならびに医薬品の販売を目的に設立。調剤薬局「クオール」を首都圏中心に北海道から沖縄まで展開。このほか、関連事業としてMRや薬剤師などの派遣事業、治験事業などを手掛ける。調剤事業では異業種との連携を加速。2008年、ローソンと業務提携。12年、JR 西日本デイリーサービスネットと業務提携、ローソンと資本提携、アポプラスステーション(派遣事業)をM&A。14年、ココカラファインと業務提携。15年2月現在のグループ合計出店数は534店舗。

会社名 クオール株式会社 会社名(英文) QOL CO.,LTD.
上場取引所 東証第一部 株式コード 3034
資本金 2,828(百万円) 設立年月日 1992年10月13日
決算月 3月 連結売上高 100,966(百万円)
社長 中村 勝 従業員数 3,474名(正社員)

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